◆「丁寧な呼吸」が整える心と体 

~心拍のゆらぎ~

今日は呼吸と心拍変動の深い関係について。

毎日当たり前のようにしている「呼吸」。実は、その呼吸の“質”が、心と体のバランスに大きな影響を与えています。
「深く、ゆっくり、丁寧な呼吸」を行うことで、心臓のリズム(心拍変動)に良い変化が起きることがさまざまな研究で伝えられており、これは「心臓のゆらぎ(HRV:Heart Rate Variability)」と呼ばれ、健康な心と自律神経の状態を示す大切な指標なのです。

心電図で心拍のゆらぎ(HRV)を測定すると、健康でリラックスした状態ほど、「呼吸に合わせてリズムよく変化する」特徴が見られます。これは、深い呼吸によって副交感神経が優位になり、自律神経のバランスが整えられている証拠ともいえるのです。

~視床下部は自律神経の司令塔~

呼吸の影響は、脳の中でも特に重要な「視床下部」にも及びます。
視床下部は、体温調節、ホルモン分泌、睡眠、食欲、そして自律神経の調節まで、あらゆる生命活動をコントロールしている中枢です。

深い呼吸により、体内の酸素が十分に供給されると、視床下部の働きもスムーズになり、結果として自律神経のバランスが整います。
イライラ、不安、眠れない、疲れがとれない…そんな症状の背後には、自律神経の乱れがあるのかもしれません。

「呼吸」は、自分でコントロールできる数少ない生理機能のひとつです。そして、その自律神経は、実は“呼吸”というシンプルな動作によって、大きく影響を受けているのです。「呼吸を整える」ことが心を整えることにつながるとなったら、ちょっと試してみようと思いませんか?
呼吸が整えば、心臓のリズムも整い、脳も落ち着き、あなたの体は“内側から”健康へと向かっていきます。

1日3回、1分間でいいので、目を閉じて「鼻から吸って、口からゆっくり吐く」呼吸をしてみてください。

当院ではストレススキャナーという、健康測定機器で心拍が表すあなたのストレス度合いを計測できます。ぜひお試しの上、院長直伝の正しい呼吸法も学んでみてください。

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